代表質問終了後、傍聴者との懇談 |
その賃金を上げるように国から通達が出され、各学童保育所では面倒な事務作業をやったのに、札幌市は、その手続きを行なわなかったのです。
質問の第2は保育緊急確保事業についてです。
これは放課後児童クラブ開所時間延長にともない、指導員の賃金を増額させる事業で、国から通達が出されました。
民間学童保育所は、先日の豪雨の時も長期休みも、情熱をもって献身的に保育し、働く親を支えています。早朝、延長保育、障がい児保育も早くから実施し、札幌の学童保育をリードしてきました。指導員は低賃金で処遇改善が切実に求められています。本市において、この事業をどのように取り組むつもりか、各クラブに事前調査票を提出させ、説明会まで開き期待を持たせました。各クラブでは父母会を何度も開き、きつい仕事をしている指導員の底上げしようと一大決意を行ったところもあります。また、これを見込んで9月から実施したところもあります。
そこで質問ですが、いくつの学童保育所から計画書が出されたのか、すでに賃金を上げる計画があるのはいくつか、あらたに指導員を雇用する所はいくつか伺います。
また、いま、条例案が提案されている時、補正を組んででも手立てを取るべきですがいかがか伺います。
副市長答弁
次に、保育緊急確保事業についてであります。
札幌市から助成金を交付している民間児童育成会に調査を実施したところ、新たな指導員の雇用は把握しておりませんが、賃金の改善を見込んでいる育成会は35箇所でございました。
今後、札幌市として保育緊急確保事業を実施するに当たっては、賃金改善の対象者の範囲や具体的な内容など厚生労働省の実施要綱に沿った整理に加え、次年度以降の対応を含めた検討が必要となるため、引き続き関係機関との協議や整備が必要と考えております。
宮川発言(要望)
宮川発言(要望)
学童保育の緊急確保事業についてです。
国から通達があり、指導員の賃金改善が期待されているというなかで、答弁は引き続き協議を行うということでした。
しかし、学童保育所ではすでにもう賃上げを見込んでいるというところが35カ所あるということであります。
私は市の事務手続き上の問題ではないかと思っております。
ですから、あらためて、一刻も早く手続きを行い完了させるという立場で賃金改善を実施するようにということで、本市のなかでまず事務手続きをすすめていただきたいと思います。
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