札幌市東区を中心に放送している「さっぽろ村ラジオ」(FM81.3)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(毎週火曜日午後2時)の収録をしました。
ゲストは、北海道学費と奨学金を考える会インクル代表の藤島和也さんです。
好青年です。
日本の大学の学費は非常に高いです。
国立でも53万円、私立だと80万円から100万円くらいです。
親もなかなか出せない金額です。
しかも、親元を離れて一人暮らしを始めると、生活費もかかります。
仮に、授業料の分として月々5万円必要だとして、さらに生活費が10万円だとすると、毎月15万円必要になります。
学生がアルバイトで賄おうとすると、時給750円で8時間、25日間働いて、15万円です。
つまり、学校に行くほかに、毎日8時間働かなくてはならないのです。
奨学金を借りることになります。
月々10万円の奨学金を借りると、4年間で480万円借りることになります。
それに、利子を付けて返済しなくてはなりません。
社会人としての第一歩をスタートする時に、莫大な借金を背負っているのです。
仮に1か月2万円ずつ返済した場合(利子を考慮しない)、返済に20年間、22歳から42歳までかかるのです。
これでは、結婚もできません。
こういう人生を歩ませていいのでしょうか。
高すぎる大学授業の引き下げと、奨学金は返済不要の給付制にすることが必要です。
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