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2012年2月18日土曜日

保育や介護は雇用効果が高い

 どんな街づくりをすすめていくのか、札幌市では、「第3次新まちづくり計画」をつくりました。


 私は、医療・福祉分野にもっと力を入れた方がいいと考えています。


 高齢化がますます進行しますし、若い世代からも医療・福祉分野は求められと思います。


 そして、雇用対策・地域経済の活性化という点でも、医療と福祉は、効果が高いと思われるからです。


 札幌市では、障がいのある高齢者が入るための施設、特別養護老人ホームが不足し、申し込みをしても入れない待機者が6,159人もいるのです。
 保育所も、慢性的に不足している状態です。


 90人定員の保育所を作ることになれば、約2億円程度の建設の仕事が出されることになります。この建設は、東京の大手のゼネコンに発注する必要はありません。地元の中小企業の建設会社に直接仕事を出すことができます。
 そして、建物が出来上がれば、そこで、保育士さんなど約20人の雇用が新たに生まれます。


 80人定員の特別養護老人ホームなら、8億円から10億円の建設の仕事が出され、60人程度の雇用が生まれます。


 どちらも、地元の建設会社の仕事が増え、とくに深刻な雇用に大きな効果があります。


 医療や福祉は、それ自体が、住民の切実な要求ですし、労働集約型産業ともいわれるように、雇用効果も高いのです。

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